個別学習

お子さんが得意なことは何ですか。苦手なことは何ですか。得意や苦手は、お子さん一人一人違います。

お子さんが苦手な方法でいくら学んでも、なかなか思うように力はつきません。頑張ったのにだめだった、という経験を繰り返すと、勉強が嫌いになってしまうことも。

オピアでは、お子さんの状況のアセスメントから個別の支援計画を作成し、得意なことを生かした学習方法を提案します。

「できた」「わかった」経験は、お子さんを笑顔にします。個別学習では、その笑顔を見るために、一人一人に対応した丁寧な指導をしていきます。

個別学習

集団学習                    

先生の言葉に耳を傾ける、友達の意見と自分の意見を比べる。友達と競い合ったり、協力し合ったり。

学習には集団だからこそ学べることがたくさんあります。

集団学習の時間には、みんなで学ぶ良さが実感できるようなプログラムを用意しています。

楽しみながら力がつくよう、ゲームやレク活動も多く、子ども達も大好きな時間です。

集団学習

体の動かし方のトレーニング            

オピアでは、体の軸を意識し、鍛えることで、体全体のバランスを整える運動を取り入れています。

体のバランスを整えると、姿勢や脳の働きにも良い影響が期待でき、今まで苦手だった運動のコツが習得できたり、集中力がアップしたりします。

体全体を使った大きな動き(粗大運動)だけでなく、指先などの細かい動き(微細運動)のトレーニングも取り入れています。

運動療育

ソーシャルスキルトレーニング           

集団が苦手なお子さんや、つい友達に手が出たり、けんかになってしまうお子さんは、ソーシャルスキルトレーニングでこんなときにはどうしたらいいかを学んでいきましょう。

自分の気持ちを知り、相手にわかりやすく伝える方法や、気持ちのコントロールの仕方、場に応じた態度や言葉の使い方を、ゲームやロールプレイをしながら楽しく学びます。

ソーシャルスキルトレーニング

具体的な支援内容

オピアでは、「児童発達支援」「放課後等デイサービス」の5領域に基づいたアセスメントを行い、5領域を網羅した計画を作成した上で支援を行います。アセスメントや計画作成の際は、5領域の視点から、お子さんとご家族の状況を多角的かつ総合的に分析し、ニーズを把握するよう努めています。支援を行う際には、「自立支援と日常生活の充実のための活動」「体験的な活動や遊び」「地域交流の機会の提供」「こどもが主体的に参画できる機会の提供」の4つの基本活動を組み合わせて支援を行います。

①健康・生活

・毎日の体温測定や気分の把握

・生活リズムの安定(定期的な通所・スケジュールに沿った活動)

・構造化を意識した部屋のレイアウト、掲示、支援

・ソーシャルスキルトレーニングによる自己の気分の把握や、気持ちの伝え方の訓練

・季節や気温に合った洋服の選び方、身だしなみ

・基本的生活スキルの獲得

②運動・感覚

・姿勢の保持や上肢、下肢の運動・動作の改善、身体の移動機能の向上

・視覚、聴覚、嗅覚、固有覚、前庭覚などの感覚活動

・つかむ、支える、滑るなどの要素を取り入れた遊具遊びの提供

・ストレッチ、ラジオ体操、軽い運動

・指先のトレーニング

・ビジョントレーニング

・音楽に合わせて身体を動かす遊びや運動

③認知・行動

・物の機能や属性、形、色、音が変化する様子の把握

・空間・時間などの概念の把握

・天気、気温、日付の把握と確認による感覚・数の認知形成

・1日の時間帯別活動を示すタイムテーブルの確認による時間の認知形成

・粘土、スライムなどによる物質の変化と感覚の認知形成

・ブロック遊びによる空間把握の認知形成

・小集団ゲームでの適切な行動形成、認知の偏りへの配慮

・応用行動分析などによる感覚、認知の偏りに対するリフレーミング

・季節の変化への興味などの感覚形成のための外出、行動

④言語・コミュニケーション

・言語の形成と活用

・言語の受容と表出

・文字・記号・絵カード、機器等の適切なコミュニケーション手段の選択・活用

・始まりの会で今日の気分・気持ちをプレゼンテーションして言語表出・受容

・終わりの会で活動振り返りと気持ちをプレゼンテーションして言語表出・受容

・個別または小集団での障害の特性に合わせた読み書き

・自己紹介、他己紹介

・ルールなどを絵や絵カードを使って視覚化

・コミュニケーションのスキル向上訓練、基礎的能力の向上

・文字、音声、ICTなど自分に合った表現方法の選択と使いこなしの訓練

・状況に応じたコミュニケーション

⑤人間関係・社会性

・支援者とのラポールの形成

・グループ活動での子ども同士の関わり場面の設定、促し

・ソーシャルスキルトレーニングによる、場に応じた声かけや関わりのトレーニング

・見立て遊び、平行遊び、連合的な遊びの組み合わせ

・役割分担のある遊びなどの共同遊び

・ルールの理解が必要な遊びや集団活動

・地域施設などへの社会見学

・イベントなどを通した地域との交流

・アタッチメント(愛着)の形成と安定

・自己の理解と行動の調整